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器具の紹介へ

サイフォン
器具について
点てる前に やっておきたい事
基本的な点て方
気をつけたい 失敗例
器具を綺麗に保つための手入れの方法
結構 役立つプロのコツ



器具について
サイフォンは、真空濾過方式といわれる仕組みの、フラスコに真空状態を作ることによって珈琲を淹れる器具です。

サイフォンは 器具(フラスコ)に直接炎があたる為 耐熱ガラスが使用されています。
一般的に 耐熱ガラスは 180℃前後の温度差に耐えるガラスのことをいいます。  

サイフォンの 濾過器(珈琲を濾過するフィルターの役目をする部品)には 布のものと紙のものがあります。ここでは 布の濾過器を使用した点て方を説明します。

点てる前にやっておきたい事

買ったばかりのサイフォンで すぐに珈琲を点てることは出来ません。
器具を一度洗浄することはもちろんですが 濾過器の布についている糊(無害のものですが、お湯が通りにくいため)を取り除くために 濾過器に布をセットし、鍋で2〜3分煮沸してください。

2回目からは 煮沸する必要はありません。但し、使用する前に必ず水洗いし、布を濡らしてください(乾いたままでは お湯が通りにくくて上手く点てることが出来ません)。

基本的な点て方(2人用)


←ロート


←フラスコ
←アルコールランプ
←スタンド

@  A〜CD〜E

器具以外に用意するもの
珈琲豆 16g〜24g(2人分)、豆の挽き加減 中細挽き、 お湯の量 280cc(2人分)

@フラスコに お湯を入れ、アルコールランプで 沸騰させます。

Aロートに 珈琲豆を入れ、フラスコにしっかりと差し込みます(このときお湯が沸騰しすぎていたら、アルコールランプを遠ざけてください。)。

Bロートを差し込むとすぐに お湯がロートに上がってきます。
アルコールランプの炎がフラスコの底の部分に微かに触れる程度に調節します。

Cお湯の上部に押し上げられた珈琲の粉を 竹べらを使ってほぐすようにかき混ぜます。

D十分にお湯と珈琲の粉が混ざったら そのまま20秒〜30秒前後おきます。

Eアルコールランプをはずします。ロートからフラスコに珈琲が吸い込まれるように おりてきます。

さぁ 美味しい珈琲が 出来上がりました。


気をつけたい 失敗例
濾過器を 濡らすのを忘れていた。⇒ 珈琲液が濾過器を通りにくい為 抽出までに時間がかかり味が損なわれる結果となります。

濾過器が ロートにキチンと取り付けられていない(濾過器のフックが ロートにかかっていない)。⇒濾過器が安定しないため、珈琲をきっちりと濾過することが出来ず、ロートからフラスコに降りたときに 珈琲豆も一緒に降りてしまいます。

抽出を急ぐあまり、フラスコのお湯が沸騰していないのに ロートを差し込んでしまった。⇒圧力が弱くなり 抽出までに時間が長くなること 又、お湯の温度が 低すぎる事などから 本来の珈琲の味が損なわれる結果となります。

ロートがフラスコに キチンと はめられていない。⇒ロートとフラスコの口の間に 隙間が出来るため、空気圧が低くなり 真空状態を上手く作ることが出来ず、珈琲の抽出が出来なくなります。 

抽出の途中(まだ 炎がフラスコにあたっている間に)、水滴がフラスコに かからないように 注意してください。フラスコが割れたり ヒビが入ったりする場合があります。(熱くなったフラスコに冷たい水滴があたることによって その部分だけ急激な温度の変化が起きる為)


器具を綺麗に保つための手入れの方法

ロート・フラスコは 使用後には必ず 綺麗な水で洗ってください。
濾過器(布は つけたまま)は 使用後 爪磨きのブラシなどで 丁寧に 珈琲の残りカスを取り除いてください。 但し、洗剤等は 絶対に使用しないで下さい。

フラスコの内部に 付着した珈琲のアク(茶渋のようなもの)は 出来るだけ漂白剤等で取り除いてください。
ブラシを使われる場合は、無理に強くこすって取り除こうとしないで下さい。
フラスコのガラスを傷つけ、耐久性が低くなり 割れやすくなります。

珈琲の抽出時間が 極端に長く感じられるようになったら 濾過器の布を交換してください。
交換したときは 最初の処理と同じく 濾過器の布についている糊(無害のものですが、お湯が通りにくいため)を取り除くために 濾過器に布をセットし、鍋で2〜3分煮沸してください。 


結構 役立つプロのコツ

濾過器の布の交換時期がきているが、布が手元にない時 ⇒濾過器(布がついたまま)を鍋で2〜3分煮沸してください。
1〜2回は 何とか使えるでしょう。

濾過器の布はまだ使えるし、点て方にミスはないのに ロートに上がった珈琲が
なかなか降りてこない時。⇒硬く絞った布巾で、フラスコの口から肩のあたりを冷やしてください。 
珈琲はフラスコへ降りてきます。(多人数用の器具に 起こりやすいトラブルです。)  

1度に点てようとする量が多い(使用する器具が大きい)場合は 抽出時間は短めに混ぜる回数を少なめに調節してください。