KANJUKU

“KANJUKU”は、ミナス・ジェライス州セラード地域のカルモド・パラナイーバにあるベローゾ家のベハドール農園で、コーヒー豆が樹で葡萄色になるまで完全に熟させてから収穫されているコーヒーです。

みかんでもパイナップルでも自然に畑で熟した果物は、甘味が強く果汁も大変多い事は皆様もよくご存知の事と思います。コーヒー豆も自然の作物故、コーヒーの樹で完全に熟したものが最高に良い物であるのは当然の事です。

 樹で熟したコーヒー豆は極めて美味しいコーヒーとなり、甘味、コク、香り、自然の芳醇さを十二分に含んだブラジル最高のコーヒー豆となります。

同地は標高1,0501,200メートルの高原地帯で、朝夕の寒暖の差が激しくコーヒー栽培に適した気候条件を備えています。雨量は通常、年に1,0002,000mmですが自然の気候は気まぐれで、時としてコーヒーの生育に必要な雨が降らないこともあります。

しかしながら、ベハドール農園は充分な灌漑設備を備えています。

ベハドール農園を経営しているベローゾ家は1840年代よりコーヒー栽培を始め、祖父、その子供、現在では三代目の孫の時代となっております。

歴史と伝統に培われたコーヒー栽培技術は脈々と孫の代にも引き継がれており、品質管理は厳し過ぎる程実によく行なわれております。

樹上で完全に熟したコーヒー豆を布取りし天日で自然乾燥し、更に干しあがった殻付の豆を最低45日はトゥーリャで甘味がしみ込むまで寝かせておきます。

輸出の15〜20日前に脱穀・選別し、タイプを揃えてから海外に向け船積みします。

ベローゾ家の歴史と伝統から生まれ、甘味、コク、香りを持った最高のブラジルコーヒー“KANJUKU”を是非ご賞味下さい。